たてたてよこよこまるかいてちょん

組み込み関連の情報を共有するためのブログです

Linuxで使える GUI の git クライアント

Linuxシンボリックリンク があるリポジトリWindows の git client のSourceTreeでclone してくると、シンボリックリンクをうまく扱えなくて失敗するらしい。

そうなるとLinux で全部開発することが一番の解決方法になる。

ところで、LinuxGUI の git クライアントには何がいいだろう。

普通に考えると、gitKraken だ。営利企業は買いなさい。
買わないとなると、何だろう。いろいろ調べてみると、git colaもありかもしれない。GPLv2 だし。そうでなければ、tigか。

しかしいまいち日本語化がすすんでいない。
しかたがないので、ざっくり日本語化をすすめてみた。

日本語化の追加版が欲しい人へ

本家にプルリクエストを送ったので、反映されるのを待ってほしい。どうしても必要な場合は、https://github.com/fu7mu4/git-cola の japanese-update ブランチを使うこと。 なお本リポジトリは本家にプルリクが受け入れられたあとに削除します。

git colaの ビルド

git cola をビルドする環境構築はよくわからなかった。
オリジナルのリポジトリにあるように、 とりあえず古いバージョンをインストールしておいて ソースコードを makeするといった方法でいいらしい。

git cola さん

git cola さんでエラーでてたのでワロタ

1. python3.4 でテストしたい
2. python3.4 がない
3. python3.4 をcurl でダウンロードしようとしている
4. タイムアウトしている

大量のファイルの同一性の確認

Aディレクトリ以下のファイルを A' ディレクトリに コピーしたときに、ちゃんとコピーできたかを確認する方法。

例えば cp -R A tmp/A とコピーしたとする。

ここでは md5 ハッシュを使ってみる。

find A -type f -exec md5sum {} \; > md5.txt

これで

md5 ハッシュのテキストが入手できる

たとえばこのようなmd5ハッシュとファイル名のリストが手にはいる。

0123456789abcdef0123456789abcdef0123456789abcdef0123456789abcdef A/file1.txt
0123456789abcdef0123456789abcdef0123456789abcdef0123456789abcdef A/file2.txt
0123456789abcdef0123456789abcdef0123456789abcdef0123456789abcdef A/file3.txt

これを サーバー等の移動先(ここではtmp)にコピーする。

移動先でチェックできる。

md5sum -c md5.txt
A/file1.txt 完了
A/file2.txt 完了
A/file3.txt 完了

完了がいやな場合 LANG=C md5sum -c md5.txt で試すこと。

また、ハッシュは衝突が発生する可能性があるので、二種類以上のハッシュで確認すると確実である。

sha512sum などを併用する。

checkinstall で Cppcheck の deb パッケージを作成してみた

Ubuntu 16.04 LTS はCppcheckが少し古い。そこで Cppcheckをソースコードからdebパッケージを作ってインストールしてみた。

TL;DR

cppcheck はconfigureスクリプトを使ってMakefileを生成するわけではないので make を実行するときは変数を直接指定する必要がある。

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