たてたてよこよこまるかいてちょん

組み込み関連の情報を共有するためのブログです

なぜ 2018年になって Subversion なのか

なぜ 2018年になって Subversion なのかは、私にはわからない。なんでも巨大で長期にわたるプロジェクトで、いろんな人がいるから、わかりやすさ?で選んだという噂だ。

しかし、長期にわたるなら、そろそろ Subversionの開発が活発でなくなることも心配した方がいい。仮にこのプロジェクトが4年続いたら、2022年になってSubversionはまだ生きのこっているのだろうか。

それはさておき、そのプロジェクトの一部のツールでSubversion連携機能とやらを試すことになった。試しだから、社内のいろいろいじっていいSubversionリポジトリないの?ときくと、やはりない。みなgitに移ったという。さもありなん。

しかたないのでいろいろみていたら、vagrant/Win10でVirtualBoxsubversionサーバーができそうでこれが一番のような気がしてきた。

使えるのはWin10、ならWSLはと思ったりもしたが、subversionサーバーはすぐに消すのである。vagrantなら適当にどうでもなるが、WSLなら難しいかもしれない。Dockerも手なのだが、WSLのためにちょっとお休み中なんである。

https://qiita.com/kojionilk/items/be012591c13931457ce3 などを参考にしながらやったら簡単にできてしまった。やっぱり Linux は最高やね。

これってどう使うの?(マイナス・ゼロ・テン・ゼロ)

曖昧さ回避

この記事は 関西Lispユーザ会アドベントカレンダーの6日目の記事です。

広瀬正の小説については Wikipediaの記事などを参照してください。

概要

『マイナス・ゼロ・テン・ゼロ』は、現在の多くのプログラミング言語が採用している、IEEE754によって規定された数です。Common Lispの実装でもさまざまな箇所で影響を受けています。

本記事は、-0.0を題材にいろいろとCommon Lispで遊ぶ記事になります。

-0.0 ;-> -0.0

なお、Common Lispでは『マイナス・ゼロ』を評価すると正のゼロになります。

-0 ;-> 0
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謎の関西Lispユーザー会の紹介

この記事は関西Lispユーザ会アドベントカレンダー6日目です。

関西Lispユーザ会というものが、大阪で定期開催されています。
今回の記事は参加者による紹介です。

公式情報については、関西Lispユーザ会 ウェブサイト をあたってください。

その他、以下の公式ソースも参考になります。

※ 第二回以降の会場はさくらインターネット様から提供いただいております。


関西Lispユーザー会は、「関西を中心としたLispのユーザーグループ」らしいです。ただ関西でLispユーザーがわいわい集っているだけです。
初心者から仕事にしている方まで、そろっています。

ぜんぜん、怖くないですよー。

;;「クワインで遊ぶ」 nz_tcoder 第3回の発表より
((lambda (lambda) `(,lambda ',lambda))
      '(lambda (lambda) `(,lambda ',lambda)))

すぐに気持ちよくなりますよー。

;; 「shenの紹介」 カードウェル・トラビス 関西Lispユーザー会 第2回より
(-)
(define prefix?
  [] _ -> true
  [X | Y] [X | Z] -> (prefix? Y Z)
  _ _ -> false)

さあ、KOFでも人気だった、関西Lispユーザー会がオープンソースカンファレンス大阪2017にも参加します。
みんなで盛り上げていきましょう。

すべての十分に複雑なシステムは

後付けの、不完全な仕様とバグを持ち、遅い、Common Lispの半分の実装を含んでいる。という言葉がありましたが、C++はいったいどこを目指しているのでしょうか?

この記事はLispアドベントカレンダーの6日目です。

C++17が先日リリースされました。そのときに同僚のC++erは constexpr で盛り上がってました。コンパイル時計算にあった制限がへってコンパイル時計算が楽に書けるようになったとさわいでいました。C++の黒魔術師はレイトレーシングコンパイル時計算でやったとかなんとか。

コンパイル時計算といえば、どう考えてもLispの出番です。

がありますからね。

そういえば、boostというC++ライブラリにContext switching with call/ccというものがありますが、説明の一行目は

callcc() is the C++ equivalent to Scheme's call/cc operator. It captures the current continuation (the rest of the computation; code after callcc()) and triggers a context switch.

などと、Schemeのcall/ccだと言っています。ふーん。でも、Coroutine2はcallccより前に(C++11)作られているんですよね。不思議ですね。それなら素直にLispで書けばいいのにと思ってしまいますね。

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